CFRインタビュー
「イージーオイル」時代の終わり
2008年4月号
開発しやすく、市場への搬出も容易なイージーオイルの生産は、10年もすれば頭打ちとなり、その後は、再生可能エネルギー、あるいは開発・生産の難しいオイルサンドなどの非在来型石油資源への移行が、スムーズではなくとも、しだいに進んでいくことになるかもしれない。
ロイヤル・ダッチ・シェルの最高経営責任者(CEO)、イェルーン・ファン・デルフェールは、石油需要の今後をこう示唆する一方で、2008年の石油需要は2007年を上回ると考えられると指摘する。アメリカやヨーロッパで何が起きようと、中国とインドその他の南アジア、北東アジアの経済成長が、それを補ってあまりある需要を作り出す、と。今後における重要なポイントは、イージーオイルに比べて、アクセス・開発が難しく、コストもかさむ非在来型石油資源の場合、石油企業が市場の需要増に反応するのに、より多くの時間がかかるようになることだと同氏は強調した。
聞き手は、リー・ハドソン・テスリク(www.cfr.orgのアシスタント・エディター)。
