コンピューター戦争に備えるアメリカ
2000年6月号
アメリカの防衛専門家は、敵が自分たちのコンピューター・ネットワークを攻撃する可能性を憂慮する一方で、敵のコンピューター・ネットワークに対する攻撃を検討している。敵の電子機器を麻痺させるために、軍はレーザーやマイクロ波を利用しているが、将来的には、エネルギー波を組み合わせることで、離れた場所から敵のコンピューター・ネットワークに直接データを送り込めるようになるだろう。特定の作戦行動に影響が出るような詳細まで明らかにしなくとも、コンピューター戦争に関する政策の大枠を公に議論することはできる。
