「やっかいなのは、イランの大統領が、欧米との摩擦など気にする必要はないし、むしろ、1979年のイスラム革命の熱情を今に呼び起こすには対立路線が好都合だと考えていることだ」。(P・クローソン)
「大多数のイラン人は経済発展を目指し、経済国家、それも国際的に認知される経済国家になるべきだと考えている。したがって、概念的にも知的にも、イランの政府と社会が何をもっとも重要と考えるかについて大きな開きがある」。(M・サリオガラム)
「現在テヘランは精神分裂症的な状況に陥っている。原油価格の高騰を前に、彼らは大胆になっているが、一方で自分たちの弱さも理解しており、懸念を募らせている部分もある。イラン政府の官僚と話をすると『われわれは米軍に包囲されていることを理解している』と言う」。(K・サジャドプアー)
