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2018.3.13 Tue

世界エネルギーアウトルック
―― 米は石油・天然ガスのリーダーに、
中国はクリーンエネルギーの覇者に

アメリカのLNG輸出が市場をより柔軟なものへ変化させている。これが、天然ガスの価格、(仕向地制限条項を含む)契約にいたるまでのさまざまな領域で大きな意味合いをもつことになる。中国は、重工業、石炭型経済から、ゆっくりとだが、それでも着実に、クリーンエネルギーの先進国へと姿を変えつつある。(ビロル)

2017年8月に実現したテキサス州からリトアニアへのLNG輸出は、アメリカが天然ガスをめぐるパワフルなグローバルサプライヤーとなりつつあることを示している。これによって、ロシアというサプライヤーへ依存し続けることを長く心配してきたヨーロッパの資源輸入国は、その不安から解放されることになるだろう。(グリガス)

2016年4月、ロシアの国営原子力企業・ロスアトムはドバイに事務所を開設した。モスクワは電力供給プロセスを通じて中東諸国との経済的つながりを強化できる。しかし、シリアのアサドを支援することで、中東の地政学に関与しているだけに、ロシアが中東での原子力市場シェアを拡大できるかどうかは、テクノロジーとサービスを安価に提供することだけに左右されるわけではないだろう。(コッテ、エルバーティミー)


2018年3月号

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