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米国に背を向けたアラブ諸国
―― 中ロと欧米の逆転

アマネイ・A・ジャマル アラブ・バロメーター 共同創設者
マイケル・ロビンス アラブ・バロメーター ディレクター

America Has Lost the Arab World: Wars in Gaza, Iran, and Elsewhere Have Sunk Washington’s Reputation—Maybe for Good

Amaney A. Jamal アラブ・バロメーターの共同創設者兼共同主任研究員。プリンストン大学公共国際問題大学院の学院長で教授(政治学、国際関係論)。
Michael Robbins 「アラブ・バロメーター」のディレクター兼共同主任研究員。

2026年6月号掲載論文

アラブ諸国政府はすでにアメリカとの関係を遮断し始めるか、ワシントンとの取引の一部を国内社会に伝えず、隠すようになった。イランでの戦争に先だって、湾岸諸国の指導者たちは、ワシントンにさらなる攻撃をしないように警告したが、ワシントンは相手にしなかった。アメリカとイスラエルが、イラン戦争を始めた結果、湾岸諸国は大きな被害を受け、一部の指導者はアメリカの金融機関からの資金引き揚げを検討している。いまやアラブ世界では、中ロの方が、欧米よりも道徳的優位をもつと考えられている。アメリカは、正統性を喪失している。

  • 地に落ちた欧米への評価
  • ガザ戦争とイメージの失墜
  • イラン、パレスチナへの立場
  • 変化の兆し
  • 流れを変えるには

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