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バイデン政権で民主主義は復活するか
―― トランプと民主主義の危機

ラリー・ダイアモンド  スタンフォード大学フーバー研究所 上級研究員

A New Administration Won’t Heal American Democracy The Rot in U.S. Political Institutions Runs Deeper Than Donald Trump

Larry Diamond フーバー研究所シニアフェローで、スタンフォード大学のフリーマン・スポグリ国際問題研究所のシニアフェロー。最近の著書にIll Winds: Saving Democracy from Russian Rage, Chinese Ambition, and American Complacency がある。

2020年12月号掲載論文

バイデン大統領の誕生で、アメリカの民主主義が負った深い傷が自律的に癒されるわけではないだろう。この4年間で、民主的規範は完全に放棄された。しかも、今回の選挙で予想外の支持を得たために、共和党は当面、トランプ流の非自由主義的ポピュリズムに支配されるかもしれない。現在のアメリカは民主的危機のさなかにある。アメリカの民主主義のバックボーンを守る薄くとも復元力のある盾、つまり、相手への寛容と自制の精神、民主的ゲームルールへの手堅いコミットメントが崩れそうになっている。新大統領が就任する2021年1月になってもアメリカの民主主義は依然として深刻な問題を抱えたままだろう。

  • トランプ後のポピュリズム
  • 何が壊れかかっているのか

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