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レジリエンス強化の大戦略を
―― パンデミック、異常気象時代における復元力パワー

ガネーシュ・シタラマン  バンダービルト大学法科大学 教授

A Grand Strategy of Resilience
American Power in the Age of Fragility

Ganesh Sitaraman バンダービルト大学法科大学教授。The Great Democracy: How to Fix Our Politics, Unrig the Economy, and Unite Americaの著者。フォーリン・アフェアーズでは「ビッグテックを分割すべき理由―― 分割で米国家安全保障は強化される」(2020年4月号)を発表している。

2020年11月号掲載論文

2020年にはパンデミックが発生し、多くの米市民がステイホームを余儀なくされた。来年には、農業と食糧生産を破壊する千年に一度の大干ばつが起きるかもしれないし、その翌年には、サイバー攻撃によって電力網が破壊され、重要なサプライチェーンが遮断されるかもしれない。現在のパンデミックが(今後の不透明さを示す)何らかの兆候だとしても、各国はこうした混乱に対処するための準備が嘆かわしいほどにできていない。必要なのは、レジリエンス(柔軟性と復元力)を強化する大戦略でなければならない。アメリカを含むほとんどの国々は、単独では完全なレジリエンスをもつことはできない。重要な物資や製造能力のすべてを国内で調達できるわけではないからだ。解決策は、価値を共有する北米、西ヨーロッパ、北東アジアのリベラルな民主国家との絆と同盟を深めることだ。

  • 大戦略を支える国内基盤
  • 脆弱性の時代
  • 国内問題の是正を
  • 市場メカニズムの破綻
  • レジリエンスのための民主同盟

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