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民主主義を救うには
―― 歪んだ米経済システムの是正と外交の再生を

エリザベス・ウォーレン 米上院議員(マサチューセッツ州選出・民主党)

A Foreign Policy for All
Strengthening Democracy—at Home and Abroad

Elizabeth Warren アメリカの法律学者、政治家で、現在は米上院議員(マサチューセッツ州選出・民主党)。2018年12月に2020年の米大統領選挙への出馬を表明した。ハーバード・ロースクール教授などを経て、2012年から現職。

2019年2月号掲載論文

ワシントンはこの数十年で一握りのエリートにだけ恩恵をもたらす政策をとるようになった。これを批判し「アメリカ・ファースト」を掲げたトランプの政策も、実際には「トランプファミリーファースト」で、中間層には最低限の配慮しかしていない。一方、中国では、習近平国家主席が権力基盤を固めて「偉大なる復興」を語り、国有企業が共産党幹部に巨万の富を与えている。ロシアのプーチン大統領のパワーも、彼に友好的なオリガークが運営する国営企業との複雑な関係によって支えられている。しかも、これがモデル化されて、トルコやハンガリーを含む各国へと拡散している。このままでは、アメリカを含む、民主社会も、政治腐敗と泥棒政治への道を歩み、民主主義とは名ばかりの国に転落していく恐れがある。流れを覆すには、一握りのエリートだけでなく、すべてのアメリカ人に恩恵をもたらす政策と外交が必要になる。

  • なぜ危機に直面しているか
  • 歪んだ経済システムを是正する
  • 終わりなき戦争を止める
  • 外交政策と国内政策
  • 民主主義の危機を克服する
  • トランプ後のアメリカ

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