Focal Points

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2016.07.12 Tue

(論争)米中逆転は起こりうるか
―― 新しい国際秩序の行方

多くの人は中国の台頭に過剰反応を示している。経済規模が巨大なだけでは、世界の超大国にはなれないし、必要な技術力の獲得という、次の大きなハードルを越えることもできない。むしろ、アメリカの超大国としての地位を脅かす最大の脅威は国内にある。(ブルックス、ウォルフォース)

米経済は構造的な弱点を抱え込み、目に余る借金体質ゆえに外国からのファイナンスに依存せざるを得ない状況にあり、成長の見込みは乏しい。そして、侮れない経済ライバルも台頭している。マクミランが予測したよりも早く、そして現在人々が考えるよりも早く、アメリカは覇権の衰退という現実に直面することになるだろう。(サブラマニアン)

相手がアメリカだけなら、中国が(覇権国としての)アメリカに取って代わる可能性も排除できないが、相手が欧米秩序であれば、中国がそれを凌駕し、取って代わる可能性は大きく低下する。(アイケンベリー)

7月号から

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