文化は宿命である 1994年5月号 リー・クアンユー 元シンガポール首相(論文発表当時)ファリード・ザカリア 『フォーリン・アフェアーズ』副編集長(論文発表当時) 東洋の社会においては、個人が家族の延長線上に存在すると考えられている点にある。個人は家族から分離した存在ではないし、一方では、家族も親類の一部、友人の環、より大きな社会の一部として存在する。 全文を読む