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三つの核危機シナリオ
―― 北朝鮮、ロシア、イランに対する間違った戦略

ニコラス・J・ミラー ダートマスカレッジ アシスタント・プロフェサー(政治学)、ビピン・ナラン マサチューセッツ工科大学准教授(政治学)

The Year of Living Dangerously With Nuclear Weapons: Three Crises Washington Could Face in 2019

Nicolas L.Miller ダートマスカレッジ アシスタント・プロフェサー(政治学)。Vipin Narang マサチューセッツ工科大学准教授(政治学)。

2019年3月号掲載論文

北朝鮮による一方的核放棄というフィクションを維持し、北朝鮮の核・ミサイル実験の再開を阻止するために、トランプは金に譲歩して、一部の制裁緩和、あるいは和平合意に向けたプレリュードとしての米軍の地域的プレゼンスの再編に応じるかもしれない。これによって現状は続き、問題は先送りされる。だが、北朝鮮の核開発という現実を否定することに依存する戦略は、いずれ内側あるいは外側から破綻して暴走し始め、これが北朝鮮との新たな核危機につながっていくリスクがある。一方、INF条約からの離脱でロシアとの軍拡競争が過熱していくのも、アメリカの核合意から離脱によって、イランが核開発に立ち返り、緊張が高まるのもおそらく避けられないだろう。下手をすると、世界は三つの核危機に直面する恐れがある。

  • 外交的混乱から核危機へ
  • 北朝鮮戦略の虚構
  • モスクワとの対決路線
  • 危険なイラン政策
  • 今後のシナリオ

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