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2017.5.30 Tue

オートメーション時代の失業と社会保障

今後10年間でより多くの雇用を創出する産業は何かに関する予測のトップ10のうちの四つは看護・介護に関係した職業で、介護、看護師、在宅介護、看護師補助(ヘルパー)などだ。問題はこれらの雇用の質(と賃金)がとても低いことだ。(E・ポーター)

すでにカスタマーサービスから、医療診断までの「パターンをマッチさせるタスク」は次第に機械が行うようになりつつあり、人工知能の誕生で世界は雇用なき経済へと向かいつつある。今後時給20ドル未満の雇用の83%がオートメーション化されるとみる予測もある。労働市場は大きく変化していく。(マカフィー )

・・・農業を大きく変貌させるテクノロジーはやはりロボットだろう。ロボットなら農作物の生育をつぶさに調べ、害虫や病気を早い段階で発見できる。特定の害虫や病気にかかった植物だけを対象に農薬を散布できる。これらが実現すれば、世界の農業生産性は劇的に向上するだけでなく、農業の歴史が根本から覆される。「農家なき農業の時代」がやってくる。(デボア)

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