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2016.09.12 Mon

北朝鮮の脅威にどう対処する?
―― 制裁の強化しか手はないのか

オバマ政権は、すでに破綻している(アメとムチ)戦略を、より厳格な経済制裁策へ置き換え始めており、一方で、日韓はミサイル防衛プログラムを強化している。仮に今後北朝鮮政府が何かを約束したとしても、経済制裁路線を放棄すべきではない。制裁を強化すべきだし、それを解除するとすれば、平壌が核解体に向けて核能力を削減することを、検証可能な形で不可逆的に受け入れた場合に限定すべきだろう。(ソーンベリー、クレピネビッチ )

核を保有する北朝鮮は、核の兵器庫を大きくし、大陸間弾道ミサイルを開発することを決意している。ワシントンはこれまで平壌の試みを阻止できておらず、中国がそれを阻止しようと試みることもないだろう。この環境で、ソウルと東京が北朝鮮に対抗する兵器を開発するのを決意するのであれば、それを許容することをワシントンが検討さえしないのは愚かだろう。(バンドウ )

軍高官の不満は高まっている。韓国に対して強硬策をとって国内的に手腕を示そうにも、すでに、ソウルは北朝鮮の強硬策には大規模な報復攻撃も辞さないと表明しており、軽々に火遊びはできない。中国にさえも見限られた部分がある。・・・金正恩はいずれ身動きのできない状況へと追い込まれ、アメリカは、北朝鮮の核管理体制の弛緩という悪夢のシナリオに直面する恐れがある。・・・(チャ)

9月号から

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