Focal Points

Photo/ United States Department of Defense /Wikimedia commons

2016.09.09 Fri

「かつてなく危険な世界」
―― ペンタゴンは世界情勢をどうみているか

「私の知る時代のなかで、いまや世界はもっとも危険な状態にある。それぞれの脅威は小さいとみなすこともできる。だが適切に対処しなければ、そうした課題は現在われわれが考えている以上に大きな脅威へと変化していく。ロシアや中国のような国家アクターが、ヨーロッパと太平洋でわれわれの利益を脅かしている。一方で、イスラム国(ISIS)のような非国家アクターがいる。・・・(デンプシー )

多くの中国人は経済成長に道を開いた国際的自由貿易システムを今後もうまく利用していきたいと考えているが、一方で、彼らの言う「屈辱の世紀」を経て、いまや地域的支配を確立するときだと考える人々もいる。後者の考えについては、われわれの地域的プレゼンス、アメリカの同盟関係とパートナーシップを通じて牽制していかなければならない。(カーター )

イラクという戦場は複雑だった。テロだけでなく、社会問題にもわれわれは直面していた。武装勢力がいただけでなく、宗派間抗争も起きていた。ネットワーク化された敵に対して、われわれもネットワーク化する必要があった。・・・「敵はどこにいるか」、「誰が敵なのか」、「敵は何をし、何をしようとしているか」を考えた挙げ句、結局「なぜ彼らはわれわれの敵なのか」を考えた。(マクリスタル)

2016年9月号

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