イギリスの暑い夏
――イギリスのEU脱退とスコットランド独立
2014年9月号
キャメロン首相率いる保守党内の反ヨーロッパ派はEUからの脱退を求めており、2015年の総選挙で(欧州連合からの脱退を求め、最近の欧州議会選挙で大きな躍進を遂げた)イギリス独立党に多くの票を奪われるのではないかと警戒している。一方、親ヨーロッパの立場をとる労働党への支持率は低下している。一方でイギリスはスコットランドの分離独立問題も抱えている。イギリスからの分離・独立を問う住民投票が9月18日にスコットランドで実施される。石油と天然ガス資源を有するスコットランドは、国家として自立できる財源をもっているが、不安は尽きない。分離独立したほうが暮らし向きはこれまでよりも良くなるか、悪くなるか、通貨はどうするのか、そしてEUのメンバーシップをめぐってもさまざまな論争が展開されている。・・・(聞き手はバーナード・ガーズマン、Consulting Editor, cfr.org)
