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中ロ同盟のポテンシャルと限界
―― 分断された世界と中ロの連帯

パトリシア・M・キム ブルッキングス研究所 フェロー

The Limits of the No-Limits Partnership: China and Russia Can’t Be Split, but They Can Be Thwarted

Patricia M. Kim アメリカの中国研究者。ブルッキングス研究所フェローで、専門は中国の外交政策、米中関係、アメリカの東アジア同盟関係など。

2023年4月号掲載論文

習近平が、「より欧米中心ではない世界」を目指すためのパートナーにプーチンを選んだことは、結果的に逆効果になるかもしれない。北京とモスクワの優先順位には食い違いがあり、ロシアの先行きもみえないために、両国が協調して既存秩序を抜本的に変革していく能力には限界がある。当面、アメリカと同盟国は、世界の安定を維持することへの北京の強い関心をうまく利用して、両国がより破壊的な道を歩むのを防ぐことに焦点を当てるべきだろう。中ロが世界の多くの地域で既存の国際秩序に対する不満を動員していることを認識した上で、「欧米とその他」、特にグローバルサウスとの間のギャップを埋める作業にも着手する必要がある。・・・

  • 反欧米秩序同盟
  • パートナーシップの本質
  • 中ロの立場
  • ウクライナ戦争以降
  • ウクライナと台湾
  • 北京へのアプローチを

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