米外交問題評議会について

米外交問題評議会について

About The Council on Foreign Relations

第一次世界大戦後の1921年にウォール・ストリートの財界人、ニューヨークの弁護士が中心になって組織された非営利の外交シンクタンクで、米市民のための会員制組織。主に寄付を中心とするファンドで運営されている。初代会長はエリフー・ルート元米国務長官。外交に関する知識なくして、国内政治も経済もうまく運営できないという認識を基に設立された。

 

その活動は、専門家を動員した研究プログラム、評議会のメンバーを対象としたミーティング・プログラム(Event)、評議会のフラッグシップ・ジャーナルであるフォーリン・アフェアーズの発行に大別される。研究プログラム、ミーティング・プログラムの一部はメンバーだけでなく、コーポレート・プログラム(企業会員)のメンバーにも公開されている。

 

第二次世界大戦後の日独の復興計画、戦後の対ソ冷戦戦略の構築に大きな役割を果たし、戦後の歴代政権の主要閣僚、高官の多くがカウンシルのメンバーであることでも有名。

 

カウンシルが発行するフォーリン・アフェアーズは、世界的な影響力をもつグローバルな政治経済誌で、世界各国の政府が定期購読しているほか、ジョージ・ソロスなどの米財界エリート、研究者、政策決定者を読者層とする。ジョージ・ケナンのX論文、サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」など、時代の節目ごとにその後の世界を予見する重要な論文を発表し続け、良質な国際主義的思想・政策を議論し、啓蒙する世界的なフォーラムの役目を果たしている。

 

日本人の論文寄稿者には野村吉三郎、吉田茂、高木八尺、大来佐武郎、細川護煕、中曽根康弘、船橋洋一などがいる。シンクタンクの機関誌というよりも、良質な国際思想のための開かれたフォーラムとして機能している。読者と執筆者の知識、経験が拮抗していることによる独特の緊張感をもつ雑誌で、論文で提言された政策がそのまま現実になることも多い。

CFRのボードメンバー

共同理事長 カーラ・ヒルズ(元米通商代表)
共同理事長 ロバート・ルービン(元米財務長官)
副理事長 デイビッド・ルーベンシュタイン(カーライル・グループ共同創業者兼共同最高経営責任者)
会長 リチャード・ハース(前国務省政策企画局長)
上席副会長 ジェームズ・リンゼー(CFR研究部長)
Foreign Affairs The Editor ギオロン・ロース
Foreign Affairs Publisher リンダ・ハメス
名誉理事長 ピーター・ピーターソン
名誉理事長 デビッド・ロックフェラー

論文データベース

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