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白人至上主義と欧米の極右テロ
―― 社会的レジリエンスの強化を

シンシア・ミラー=イドリス アメリカン大学教授

From 9/11 to 1/6 The War on Terror Supercharged the Far Right

Cynthia Miller-Idriss アメリカン大学教授。同大学極化・過激化研究・イノベーションラボ所長。著書にHate in the Homeland: The New Global Far Rightがある。

2021年10月号掲載論文

9・11後の暴力的なジハード主義の台頭は、アメリカ政治を歪め、極右の過激主義思想の肥沃な温床を作り出した。アルカイダを含むイスラムテロ組織が、欧米における極右勢力の妄想を裏付ける存在だったからだ。こうして、米欧社会は極右勢力が何十年も煽ろうと試みてきた恐怖に取り憑かれた。2020年、米国内おけるテロの件数は1994年以降で最多となり、これらの事件の3分の2が白人至上主義者などの極右過激派によるものだ。依然としてイスラム主義テロが最大の脅威とされるヨーロッパでも極右の社会暴力が増えている。いたるところに巣くう過激主義と闘う最善の方法は、それを抑え込むだけでなく、社会のレジリエンスを高め、極右勢力のアピールに対する脆さを克服していくことだ。

  • 白人至上主義という脅威
  • ユーラビア思想
  • 高まる危険
  • ニューライトの思想
  • 戦争と難民とテロ
  • 横断的対策を
  • 失敗を繰り返さぬために

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