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資本主義の暴走をどう是正するか
―― 現状に対応できる政治連合とは

スザンヌ・バーガー マサチューセッツ工科大学教授(政治学)

Brand New Left, Same Old Problems
What Populism Can and Can`t Achieve

Suzzane Berger マサチューセッツ工科大学教授(政治学)

2018年11月号掲載論文

グローバル化の衰退とともに、経済ナショナリズムが復活し、いまや多くの人が「堅固に守られた国境線が、社会の安定と繁栄を脅かす外国からのサービス、資金、人の流れを遮断していた時代」にノスタルジーを感じている。だがその黄金期がどの時代だったのかを彼らは特定していない。一方、左派の知識人は、アメリカの黄金期は、「資本主義、平等、民主主義間のバランスをうまくとれることを示した」1930年代のニューディール改革以降、1960年代まで続いた時代だったとみている。しかし、ニューディール連合の経済的盟約は消滅している。「野放しの資本主義」をどうすれば制御できるのか。グローバル化と社会がともに進化していけるようにするには、どのような政治的連合と盟約を新たに構築すればよいのか。

  • 経済ナショナリズムの台頭
  • ニューディールの政治学
  • ありそうにない連合

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