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次期サウジ国王の野望と夢
―― 壮大な社会・経済改革の行方

F・グレゴリー・ゴースIII テキサスA&M大学 教授

Fresh Prince: The Schemes and Dreams of Saudi Arabia’s Next King

F. Gregory Gause III
米外交問題評議会(CFR)フェロー、コロンビア大学助教授、バーモント大学政治学教授を経て、現在はテキサスA&M大学・行政大学院教授。同大学院・国際関係学部長。専門はサウジ、ペルシャ湾岸を中心とする中東の政治と外交。

2018年6月号掲載論文

潤沢な石油の富がサウジ経済を潤して福祉国家を支える一方、この国の秩序は王族、宗教・経済エリート間の社会契約によって規定されてきた。だが、原油価格の暴落をきっかけにこの構図も変化しつつある。モハメッド・ビン・サルマン皇太子は、民間経済の強化を通じて経済を多角化し、石油への依存を軽減するとともに、これまでの社会契約を見直して民衆や世論の支持を重視する路線に転じている。反政治腐敗キャンペーンを利用して王族内の秩序改革も試みている。権力の多くを手中に収めた皇太子が進める改革が長期的にどのような作用をするかは、彼が実際にどのような指導者になるか、反政治腐敗キャンペーンをどのような意図で進めていくかに左右される。・・・

  • サルマン国王の賭け
  • 結果を左右する統治スタイル
  • 女性と社会変革
  • 変化した王族内のヒエラルキー
  • 権力の集中と外交的失策
  • 皇太子と民衆
  • アメリカの立場

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