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イランが警戒するクルド独立の動き
――クルド独立シナリオが刺激する中東秩序の再編?

アリアネ・M・タバタバイ ジョージタウン大学外交大学院 客員助教

Iran and the Kurds: What the Referendum Means for Tehran

Ariane M. Tabatabai ジョージタウン大学外交大学院 客員助教。ハーバード大学ケネディスクール ベルファーセンター 国際安全保障プログラムフェロー

2017年11月号掲載論文

イラクのクルド人が独立国家を作り、それを維持することに成功すれば、イランは非常に大きな余波にさらされる。イラン国内のクルド人の分離独立の動きが刺激されるからだ。これが、国内の他の少数民族を独立に向けた動きに駆り立てる恐れもある。しかも、イラク北部からイラン西部にかけてのクルディスタン地域はほぼ自由に移動できるだけでなく、言語とメディアを共有している。それだけに、イラクにおけるクルド独立運動がイランに政治的余波をもたらす可能性は高い。テヘランは、今回の住民投票を単発的な出来事とはみていない。(イラク北部に留まらず)イラン、シリア、トルコからクルド人地域を分離・独立させて、クルド人がクルディスタンに新たな国を作るためのより包括的な試みの一歩ではないかと考えている。2017年10月号

  • イラクとクルド
  • 奇妙な同盟関係
  • クルドの野望
  • 各国の思惑

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