2026年7月25日(土)発売、予約受付中
「アメリカ後の世界」に向けて動き出しているのは、ヨーロッパだけではない。アジア諸国も、「アメリカ後」を見据えた対応を進めている。焦点は台湾にとどまらない。仮に朝鮮半島で緊張が高まり、韓国が核開発へと向かえば、それだけで北東アジアの戦略環境は一変する。こうした変化の多くは、米中関係の今後と各国の経済安全保障認識に左右される。アメリカの世紀は終わり、21世紀の覇権交代の流れはすでに覆せないのか。アジアのパワーバランスはどう変わるのか。経済・エネルギー安全保障、そしてサプライチェーンの再編が導く「アメリカ後」の世界とは何か。フォーリン・アフェアーズで見通す近未来。
第一章 アメリカ後の世界
・「アメリカの世紀」の終わり
―― ドナルド・トランプとアメリカパワーの終焉
ロバート・O・コヘイン、ジョセフ・S・ナイ・ジュニア
・米同盟諸国の苦悩
―― アメリカ後の選択肢を求めて
フィリップ・H・ゴードン、マーラ・カーリン
・拡大する中国のアジア勢力圏
―― 変化する米中のバランスと台湾
レベッカ・リスナー、ミラ・ラップ・フーパー
第二章 経済安全保障と経済ブロック
・経済戦争をいかに戦うか
―― 分断された世界と経済的繁栄
エドワード・フィッシュマン
・国家資本主義の時代
―― 地政学的混乱と政府の経済介入
ジャミ・ミシック、ピーター・オルザック、セオドア・ブンゼル
・兵器化されたエネルギー資源
―― 復活した戦略ツールの脅威
ジェイソン・ボルドフ、ミーガン・L・オサリバン
・マラッカとホルムズ
―― アジアの水路を守るには
リン・クオック
第三章 米中と東アジア安全保障
・アメリカ後のアジア
―― 米戦略の破綻と中国の優位
ザック・クーパー
・米中の大いなる取引を
―― 関係リセットの条件
呉心伯
・米中関係の本質
―― 競争的共存の条件
汪錚
・日韓の核武装論を再検証する
―― 核拡散の連鎖を防ぐには
ビクター・チャ、クリスティ・ゴヴェラ
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