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習近平の中国の強さ
―― 反改革開放路線の目的とは

ジョナサン・A・ジン ブルッキングス研究所 外交政策研究 チェアー

China Against China: Xi Jinping Confronts the Downsides of Success

Jonathan A. Czin アメリカの中国研究者。ブルッキングス研究所外交政策担当チェアー、同研究所中国センターフェロー。2021年から2023年まで米国家安全保障会議の中国担当ディレクターを務めた。米中央情報局(CIA)のシニア・アナレティック・サービスのメンバーなどを経て、現職。

2026年1月号掲載論文

習近平は、中国のもっとも明白な弱点は、40年にわたる改革開放路線の副作用にあるとみている。急速な成長は中国に豊かさとパワーをもたらしたが、一方で優柔不断、政治腐敗、外国への依存という問題も作りだした。後にどのように評価されるかはともかく、習は、こうした中国の弱点の多くを明らかにし、反改革開放路線をとることで、レジリエンスを高めようとしている。政治・社会の管理というレーニン主義の中核まで党の贅肉を削ぎ落とし、革命のためでも改革のためでもなく、技術工業力と軍事力をつけて、中国の地政学的な地位を着実に高めるための規律ある前進を実現することが彼の目的だ。

  • 中国の弱点
  • 改革時代の終わり
  • バブルの崩壊
  • 権力集中へ
  • 後継問題
  • アメリカと中国

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