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ウクライナへのNATO部隊の派遣を
―― ウクライナと欧州を守るには

アイヴォ・H・ダールダー 元駐NATO米大使

A Better Way for Europe to Guarantee Ukraine’s Security: How European Forces—and NATO Resources—Can Make the Country Stronger

Ivo H. Daalder ハーバード大学ベルファー科学国際問題センターの上級研究員で、2009年から2013年まで駐NATO米大使を務めた。

2025年10月号掲載論文

ヨーロッパのジレンマは、ウクライナを安心させるという決意を具体的な計画にどう結びつけていくかにある。アメリカの貢献が、よくても最小限のものに留まるとしても、ヨーロッパはウクライナの長期的な安全保障を確立するために、部隊を投入する必要がある。ウクライナへの侵略がNATO圏へ拡大してくるリスクを考慮し、ヨーロッパによるウクライナへの戦力展開はNATOの作戦、つまり、NATOによって計画・承認され、指揮される作戦として実施しなければならない。ヨーロッパの指導者が指摘するように、ウクライナの安全を守ることが、ヨーロッパの存亡を左右するのだから。

  • ウクライナの安全保
  • 軍事支援
  • ウクライナへの部隊配備を
  • 何が問われているのか

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