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戦争発言の真意
―― 習近平発言をどう受け止めるべきか

ジョン・ポンフレット ワシントンポスト紙 前北京支局長
マット・ポッティンジャー 元米大統領副補佐官

Xi Jinping Says He Is Preparing China for War: The World Should Take Him Seriously

John Pomfret ワシントンポスト紙の前北京支局長。The Beautiful Country and Middle Kingdom: America and China, 1776 to the Presentの著者。
Matt Pottinger 民主主義防衛財団の中国プログラム委員長。2019年から2021年まで、国家安全保障副顧問を務める。

2023年5月号掲載論文

2022年12月以降、中国政府は、北京、福建、湖北、湖南を含む各地で有事動員センターを相次いで開設している。国営メディアによると、台湾と海峡を隔てた福建省の各都市では、防空壕と少なくとも一つの「戦時救急病院」の建設や整備が始められている。しかも、習近平は、中華民族の偉大なる復興の「本質」は「祖国の統一」だと明言している。台湾の編入と「中国民族の偉大なる復興」の相関性を示唆しつつも、彼が、かくも明確にその関連を示したことはなかった。欧米は習近平の発言を真剣に受け止めるべきだろう。彼は、台湾を統合するためなら、武力行使も辞さないつもりだ。

  • 戦争に備えよ
  • 強軍思想
  • 習近平は何を語ったか
  • 発言をどう捉えるか

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