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介入と後退の歴史
―― グローバル世界でのアメリカの役割

ロバート・ケーガン ブルッキングス研究所 シニアフェロー

A Superpowers, like It or Not
Why America Must Accept Their Global Role

Robert Kagan アメリカの歴史家で、ブルッキングス研究所シニアフェロー。専門はアメリカの外交政策。2003年に発表したOf Paradise and Power(『ネオコンの論理』)はネオコンサーバティブのバイブルとして世界的に大きな話題となった。最近の著書にThe Jungle Grows Back: America and Our Imperiled World. (2018)がある。

2021年4月号掲載論文

外国の紛争に無関心を装いつつも、その後パニックに陥り、軍を動員して介入し、事態が安定すると撤退して後退する。アメリカは外国に介入した瞬間に片足を出口に向かわせていた。この交互に繰り返されるアプローチが同盟国、敵対国の双方を混乱・誤解させ、多くの場合、回避できたはずの紛争が引き起こされてきた。20世紀にはドイツや日本を含めて、アメリカの意図を誤認した外国の指導者や政府が戦争を起こし、最終的に無残な姿をさらけだした。21世紀における中国との競争において、アメリカ人は出口を探すのをやめて、運命と自国のパワーが強いる役割を受け入れるべきだろう。

  • 介入と後退
  • 二つの立場の間で
  • 漂流するアメリカ
  • 大きな力、大きな責任

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