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ビッグテックが民主主義を脅かす
―― 情報の独占と操作を阻止するには

フランシス・フクヤマ  スタンフォード大学 フリーマン・スポグリ国際研究所シニアフェロー バラク・リッチマン  デューク大学法科大学院教授、経営学教授 アシシュ・ゴエル  スタンフォード大学教授(経営科学)

How to Save Democracy From Technology
Ending Big Tech’s Information Monopoly

Francis Fukuyama スタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際研究所シニアフェロー。 Barak Richman デューク大学法科大学院キャサリン・T・バートレット教授、経営学教授。 Ashish Goel スタンフォード大学経営科学工学教授。 3名はスタンフォード大学の民主政治とインターネットプログラムのワーキンググループ(プラットフォームスケール)のメンバー。

2021年2月号掲載論文

ビッグテックを抑え込むべきか。その経済的根拠は複雑だが、政治的にはそうすべき説得力に満ちた理由がある。強大な経済パワーを持っているだけでなく、政治的コミュニケーションの多くを管理する力をもっているからだ。つまり、ビッグテックが引き起こす真の危険は、市場を歪めることではなく、民主政治を脅かすことだ。すでにアメリカとヨーロッパの双方で、政府はビッグテックに対する独占禁止法違反の訴訟を開始しており、裁判は今後何年にもわたって続くだろう。だがこのアプローチは最善の方法とは必ずしも言えない。むしろ、この問題に対処できるのはミドルウェアだろう。現在、プラットフォームが提供するコンテンツは、人工知能プログラムによって生成された不透明なアルゴリズムによって決定されているが、ミドルウェアを使えば、ユーザーが管理を取り戻せるようになる。

  • ビッグテックをいかに抑え込むか
  • デジタル企業と市場独占
  • ビッグテックと政治
  • いかに対処するか
  • 「ミドルウェア」ソリューション
  • 分裂のリスク、集中のリスク
  • 管理を取り戻すには

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