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政治的秘密とリークと内部告発
―― 正当な告発と不当な告発

マイケル・ウォルツァー プリンストン高等研究所 名誉教授

Just and Unjust Leaks: When to Spill Secrets

Michael Walzer アメリカの政治哲学者で、プリンストン高等研究所 名誉教授。過去にフォーリン・アフェアーズ誌で発表した論文に「苦しみのなかにある人を助けるのは チャリティか、責務か―― 人道主義における義務と思いやりについて(2011年8月号)」などがある。

2018年5月号掲載論文

政府の嘘や秘密には、正当化できるものでもあれば、そうでないものもある。従って、誰かが「政府の」秘密を暴露して嘘を暴く行為が正当なものであるかどうかを判断する前に、正当な秘密と不当な秘密の違い、正当なごまかしとそうでないごまかしの違いを知る必要がある。そうでなければ、機密情報や文書を公開し、政府の不正行為を内部告発する行為が公益に資するものか、さらには民主的政府の利益になるかを判断できない。秘密が存在する限り、内部告発という行動が必要になる。そして、内部告発に対して最終的な評決を下すのは市民社会だ。たしかに、民主的政治空間における内部告発には応分の役割がある。だが、それが非公式の役割であること、潜在的価値をもつとともに潜在的リスクを伴うことを認識しなければならない。

  • その正当性をどう判断するか
  • 許容できる逸脱とリーク
  • 告発の是非を考える
  • 正当な内部告発の条件
  • 誰に情報を託すか
  • 価値とリスクをどう判断するか

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