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アフガニスタンを揺るがす パキスタン部族地域のタリバーン
――パキスタン軍が国内のタリバーン掃討に力を入れない理由

イルファン・フサイン ドーン紙コラムニスト

Splintered Pakistani Leadership

rfan Husain パキスタンの英字紙、ドーンのコラムニスト。他にもパキスタンのデーリー・タイムズ紙、アラブ首長国連邦のハリージ・タイムズなどにもコラムを連載している。

2008年9月号掲載論文

「パキスタン政府、特にパキスタンの軍部は、国境地帯のタリバーンのことを自分たちの仲間と捉えている部分がある。……軍の情報機関(ISI=統合情報部)は、これまでもタリバーンと接触し、彼らを代理人として利用してきた。パキスタン軍と統合情報部は、タリバーンとの関係をアフガニスタンにおける資産とみなしている。いずれ、外国の部隊は、犠牲者の増大に耐えきれなくなり、アフガニスタンから撤退すると状況を読んでいるからだ」
 パキスタン政府の意向とは裏腹に、タリバーン掃討に軍が力を入れない本当の理由は、インドがアフガニスタンでの影響力を強め、周りを包囲されてしまうことを恐れているからだ。パキスタン軍がタリバーンの掃討作戦に力を入れないのはこのためだ。軍を完全に管理下に置けるような強い政府がパキスタンに誕生しない限り、軍がインドに対して抱く敵対意識を一夜にして変えるのは非常に難しい。
 聞き手は、バーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。

  • パキスタンにとって、オバマ、マケインのどちらが好ましいか
  • パキスタン軍がもっとも警戒しているのはインドだ
  • 政治の流動化と軍の役割

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