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自由なデータフローを守るには
――国際的データフロールールの確立を

スーザン・ランド マッキンゼー パートナー
ジェームズ・マニュイカ マッキンゼー シニア・パートナー

Defending Digital Globalization Let the Data Flow

Susan Lund マッキンゼー及びマッキンゼー・グローバル・インスティチュート パートナー。
James Manyika マッキンゼー シニア・パートナー、マッキンゼー・グローバル・インスティチュート 理事。米外交問題評議会理事。

2017年9月号掲載論文

世界が(第二次世界大戦後に)財とサービスに関する世界貿易の条件に関する合意をまとめてきたように、いまや各国は、トランスナショナルな電子商取引とデータフローを管理するための詳細な枠組みを定め、デジタル保護主義に対抗していく必要がある。データの自由な移動を保証する国際的な規範とプロトコル、そして紛争が発生した場合にその紛争を解決するフォーラムが必要とされている。すでに、デジタル部門でもオンライン検閲、デジタルコンテンツ・プロバイダーに対する規制、プライバシーとデータ保護に関する(各国間の)重複し、矛盾したルールなど、数多くの障壁と保護主義的措置が出現している。

  • デジタル・グローバリゼーション
  • デジタルビジネスの大きな価値
  • 保護主義
  • ルール設定への道筋

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