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CFRインタビュー
拡大・激化するパキスタンの過激主義

リチャード・N・ハース 米外交問題評議会会長

In Pakistan, Radicalism Is 'Spreading'

Richard N. Haass ジョージ・H・W・ブッシュ大統領の特別顧問、国家安全保障会議(NSC)の近東・南アジア政策担当シニア・ディレクターを務める。その後、ブルッキングス研究所副所長を経て、米国務省政策企画部長。パウエル国務長官の首席顧問として外交政策に対する広範な助言を行った。2003年7月より米外交問題評議会(CFR)会長。

2007年10月号掲載論文

「パキスタンは軍人が支配する国から、元軍人が支配する国へと変貌しようとしており、ムシャラフ大統領が次の任期において軍服を身につけることはないはずだ。……逆説めいた言い方だが、今後も軍部がパキスタン社会の中枢勢力であり続けると考えられる以上、(軍の反発がなければ)政治体制の移行がかなり進むのではないかと思う」。パキスタンの政治改革の行方をこのように前向きに評価しつつも、いまやパキスタンは「タリバーン化」という現象に直面していると米外交問題評議会(CFR)のリチャード・ハース会長は警告する。過激派とテロリストはすでにパキスタン西部と北西辺境州に深く根を下ろしている。心配なのは、パキスタンの中核である都市部へとこうした過激主義が拡大していることで、宗教施設「ラール・マスジード」での占拠事件や、最近におけるカラチでのテロ事件はその具体例だと指摘した同氏は、「パキスタンの現実は、かつてのイラクやアフガニスタンを想起させるものへとしだいに変化しつつある」とコメントした。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.org のコンサルティング・エディター)。

  • 政治体制の変化は実現するか
  • 全土に拡散しだした過激主義
  • ブットの政治的将来

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