Focal Points

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2016.08.02 Tue

ブレグジットとヨーロッパの未来
―― イギリスにとって本当の問題は何か

今回の国民投票がヨーロッパプロジェクトを解体へ向かわせる一連の動きを誘発する恐れもある。だが一方で、ブレグジットの政治・経済・社会コストがイギリスにとって非常に大きなものになり、他のメンバー国がEUからの離脱を問う国民投票の実施を躊躇うようになる可能性もある。(マコーミック )

国家にとってのメリット・デメリットを考慮して何かを判断するのではなく、多くの人が(感情的)メッセージを伝える手段として国民投票を実施するのは危険を伴う。かくも大規模な近代社会において国民投票が、複雑かつ巨大な問題に対処していく建設的な方法だとは思わない。(ハース)

イギリスの政治家と有権者の多くは、長年、自国の問題をEUのせいにしてきた。今後、EU離脱の選択が景気悪化を招き、政治的亀裂が拡大するなかで、EUに代わるスケープゴートを別に見つけなければならなくなる。EUから出た方が、暮らし向きがよくなるかどうかは、すぐにはっきりする。(ケレメン)

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