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2016.03.11 Fri

ヨーロッパの危機と分裂をどうとらえるか
――「ドイツ主導のヨーロッパ」に挑むイタリア

ドイツが主導するヨーロッパ政治への反発はかつてなく高まっている・・・こうしたドイツ批判の急先鋒を担いでいるのが、イタリアのマッテオ・レンツィ首相だ。実際、レンツィがEU内部で力を結集できれば、ナショナリズム、極右、反EU勢力とは関係のない、ドイツパワーへの代替策を提供できるかもしれない。 (マモーン)

多くの国にとって、ユーロ危機は、(緊縮財政を求める)ドイツの影響力を野放しにするとどうなるかを認識する機会でもあった。「欧州連合は少しずつ、『非民主主義的なドイツに支配されるヨーロッパ』へと変化している」という批判も出てきている・・・。 (ウッズ)

EUの指導者たちは日本の安倍晋三首相が試みている「3本の矢」に目を向け、量的緩和、景気刺激策、構造改革を組み合わせて実施する必要がある。安全保障と自由主義的価値の領域では、外にロシア、内にハンガリーという脅威を抱え、イギリスのEU脱退という問題にも直面している。(マティス、ケレメン)

2016年 3月号 本日発売号から

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