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米国に台湾を守る気はあるのか
―― グレーゾーン戦略の脅威

ボニー・リン 戦略国際問題研究所(CSIS) ディレクター

The Loneliest Island: Will America Truly Defend Taiwan?

Bonny Lin アメリカの政治学者。戦略国際問題研究所(CSIS)の「チャイナ・パワー・プロジェクト」ディレクター兼上級顧問。

2026年9月号掲載論文

全面侵攻シナリオだけでなく、中国による軍事演習、海上封鎖、経済制裁、情報作戦などのグレーゾーン戦略が台湾に深刻な脅威を作り出している。こうした「直ちに対抗策に訴えるインセンティブが大きくない」グレーゾーン戦略を放置すれば、北京は大きな代償を支払うことなく、自国に有利な状況へ現状を段階的に変化させていくことになりかねない。この場合、中国は、台湾をめぐって、戦わずして勝利を収める可能性が出てくる。だが、ワシントンがエスカレーションのリスクを引き受ける政治的意思をもっているかどうか、はっきりしない。いまや、台湾を守るために、ワシントンが事態をエスカレートさせ、そのコストを負担する用意があるのかが現実に問われている。

  • 本当の問題
  • グレーゾーン戦術
  • 軍事的・経済的抑止
  • コストを引き上げる

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