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中東におけるアメリカの未来
―― 軍事的成果と戦略的敗北?

デーナ・ストラウル ワシントン近東政策研究所 研究ディレクター

The Middle East Power Paradox: How the Iran War Will Transform America's Military Role

Dana Stroul アメリカの中東専門家で、ワシントン近東政策研究所のリサーチディレクター。国防総省の元中東担当国防副次官補などを経て現職。

2026年8月号掲載論文

イラン戦争で圧倒的なパワーをみせつけつつも、アメリカは戦略目標を達成できず、中東におけるアメリカへの信頼も失墜している。実際、イラン戦争でアメリカは兵器備蓄を危険なまでに浪費し、もはや、同じレベルの戦争を現状で戦う力は残されていない。米市民は、これ以上の中東関与を望んでいないし、湾岸諸国もアメリカ以外にも防衛パートナーを求め始めている。アメリカにとって、現在の中東における最大の問題は、軍事的成果を戦略的勝利に結びつけられずにいることだ。今回の戦争は、アメリカパワーの決定的な矛盾を象徴するものとして歴史に刻まれることになるのかもしれない。

  • イラン戦争の教訓
  • 基地の再編、イスラエルとの共闘
  • 兵器開発をどうするか
  • イランの新戦略
  • 適応するか死か

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