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習とトランプの駆け引き
―― 揺るがされる台湾の命運

リチャード・ハース 米外交問題評議会 名誉会長
デビッド・サックス 外交問題評議会 フェロー

China Could Win Taiwan: Without Fighting The Cost of Trump's Equivocation

Richard Haass 外交問題評議会の名誉会長で、センタービュー・パートナーズの上級顧問。Substackで毎週配信されるニュースレターHome & Awayの著者。ジョージ・H・W・ブッシュ大統領の特別顧問、ブルッキングス研究所副所長、米国務省政策企画局長、パウエル米国務長官の首席顧問を経て、2003年7月から2023年6月まで米外交問題評議会(CFR)会長を務めた。

David Sacks アメリカの台湾研究者。外交問題評議会アジア研究フェローで、The Realist: Hans Morgenthau and the Purpose of American Powerを近く出版予定。米外交問題評議会の台湾問題タスクフォースのプロジェクト・ディレクターを務めた。「台湾海峡で中国を抑止するには―― アメリカの能力と決意を示せ」(FAR 2023年11月号掲載)

2026年8月号掲載論文

中国はトランプ政権の台湾政策を揺るがし、「アメリカが台湾をどう扱うべきか」についての新たな規範を確立しようとしている。アメリカの台湾へのコミットメントを弱めることで、台北を無力化し、自国の影響下に引き込もうとしている。実際、アメリカが台湾へのコミットメントを弱めれば、台北の防衛への決意、地域同盟のネットワークも弱まり、中国に有利な状況が生まれる。これを回避するには、ワシントンは台湾支援の継続と抑止力の強化への意思を明確に示す必要がある。

  • 翻弄されたトランプ
  • 「ニューノーマル」
  • 崩壊の兆し
  • 均衡を回復するには

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