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防衛産業をどう再建するか
―― 再生に向けた日本の長い道のり

マシュー・フィンケル 米外交問題評議会 国際関係(日立)フェロー

The Return of Japanese Hard Power Why Tokyo Is Bulking Up Its Defense Industrial Base

Matthew Finkel 米外交問題評議会(CFR)国際関係(日立)フェロー。ハーバード大学ケネディ・スクール テクノロジー&人権担当フェロー

2026年7月号掲載論文

日本の防衛産業が硬直化し、競争力がない理由の一つは、唯一の顧客が予算の乏しい自衛隊だったことに関係がある。だがいまや、武器輸出の制限が緩和され、そうした「現状」が驚くべきスピードで崩れ始めている。政治的にも文化的にも、これまでとは大きく異なる防衛ビジョン、それも、現在の産業政策や安全保障上の課題とより一体性のあるビジョンへの再編が日本で進んでいる。中国はこうした日本の動きに不快感を示し、中国の政府系メディアは、これを軍国主義への回帰と批判している。だが、他のアジア諸国の解釈は違うようだ。それでも課題は多い。実際、生産能力不足、人材不足、中国依存、輸出体制の弱さ、サイバーセキュリティの脆弱性をいかに克服していくかが、今後問われることになる。

  • 防衛産業の復活へ
  • 変化した流れ
  • メイド・イン・ジャパン
  • 数多くの課題

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