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トランプ外交の本質
―― 国内政治問題と対外路線

マイケル・カーペンター 国際戦略研究所 上級研究員

The Postliberal Superpower: What Abandoning Democratic Allies Will Cost America

Michael Carpenter  Michael Carpenter アメリカの外交官で、国際戦略研究所(IISS)の上級研究員。バイデン政権で大統領特別補佐官、国家安全保障会議(NSC)ヨーロッパ担当シニア・ディレクター、欧州安全保障協力機構(OSCE)米大使を務めた。

2026年5月号掲載論文

いまや国内の政治問題が国際行動に影響を与えることは多く、アメリカも例外ではない。マドゥロを排除することに成功した作戦と同様に、テヘランのアヤトラ・ハメネイを殺害した空爆作戦も、アメリカの国内政治というレンズで捉える必要がある。実際、支持率の低迷や国内のスキャンダルが、手っ取り早い対外戦争へつながっていくことも多い。しかも、ベネズエラやグリーンランドのケースは、トランプ政権が国際法を無視していること、そうすることがアメリカにとって都合が良ければ同盟国やパートナーを犠牲にすることも厭わないことを示している。いまや米外交は、非自由主義・民主国家のスタイルへ近づきつつある。

  • 外交と国内政治
  • 非自由主義的民主国家
  • 中露への友好的アプローチ
  • 西半球関与の意味合い
  • ポストリベラルの超大国

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