
非政府組織の興亡
―― 民主主義の後退とNGOの衰退
The End of the Age of NGOs?: How Civil Society Lost Its Post–Cold War Power
2025年9月号掲載論文
全盛期には、NGOは国から権限と影響力を奪いつつあるとさえみなされた。NGOは開発援助や人道支援の担い手となり、国際交渉の場で政府を動かし、環境保護や人権といった政策アジェンダの設定まで主導するようになった。そのNGOがいまや大きく衰退している。透明性に欠け、説明責任を果たしていないとの批判もあった。ロシアなどの権威主義国家はNGOを民主国家の手先とみなし、法的に締め出す路線をとり、最近では、欧米諸国もNGOの活動資金となる開発援助を大幅に削減している。なぜ、流れは変化したのか。衰退の流れを覆す道はあるのか。
- 国と非政府組織
- NGOの栄枯盛衰
- 民主主義とNGOの衰退
- 削られる予算
- パワーシフトの逆流を止めるには
この論文はSubscribers’ Onlyです。
フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。
なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。
(C) Copyright 2025 by the Council on Foreign Relations, Inc., and Foreign Affairs, Japan