Ink Drop / Shutterstock.com

文化と民主主義の未来
―― 何が人々の世界観を左右するのか

スザンヌ・ノッセル PENアメリカン・センター 会長

The Real Culture Wars: How Art Shapes the Contest Between Democracy and Autocracy

Suzanne Nossel マッキンゼー、ヒューマン・ライツ・ウオッチ、米国連大使補佐官などを経て、現在はペン・アメリカ・センターの会長。民主党系の論客で「スマート・パワー」という概念を考案したことでも知られる。フォーリン・アフェアーズでは「真にリベラルな国際主義ビジョンを――保守派から国際主義を奪還せよ」(2004年4月号)を発表している。最近の著書にDare to Speak: Defending Free Speech for Allがある。

2024年4月号掲載論文

戦争、経済競争、政治対立に引き裂かれた世界では、文化の役割などサイドショーにすぎないと思えるかもしれない。だが、民主国家と独裁国家の戦いの結末は文化に大きく左右される。人々が世界をどうとらえるかは、どのような音楽を聴き、いかなる本を読むか、鑑賞する映画、テレビ、美術品、訪問する美術館、学習する教科書によって形作られるからだ。独裁国家は、自分たちの立場を外国に拡散するために、まず、国の物語やイデオロギーを自国の民衆に押しつけるために、テクノロジーを駆使したトップダウン型の努力を続けている。こうした独裁国家の試みにもっとも効果的に対抗できるのは、欧米政府の文化担当官ではない。むしろ、リスクのある環境で日々仕事をしている作家、芸術家、キュレーターたちだ。・・・

  • 文化が世界ビジョンを形作る
  • 広報外交
  • 権威主義と文化
  • 権力に対する抵抗
  • 民主主義の歩兵

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

(C) Copyright 2024 by the Council on Foreign Relations, Inc., and Foreign Affairs, Japan

Page Top