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抵抗の枢軸という新脅威
―― ミサイルとSNSで戦う敵の目的は

ナルゲス・バジョグリ ジョンズ・ホプキンス大学 高等国際問題研究大学院  アシスタント・プロフェサー(中東研究)
バリ・ナスル ジョンズ・ホプキンス大学 高等国際問題研究大学院  教授(中東研究)

How the War in Gaza Revived the Axis of Resistance: Iran and Its Allies Are Fighting with Missiles and Memes

Narges Bajoghli 人類学者で、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院のアシスタント・プロフェッサー(中東研究)。共著にHow Sanctions Work: Iran and the Impact of Economic Warfareがある。
Vali Nasr ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院教授(国際関係、中東研究)。共著にHow Sanctions Work: Iran and the Impact of Economic Warfareがある。

2024年3月号掲載論文

イラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニが設計し、シリア紛争で具体的なつながりをもち、ガザ戦争で一気に連帯を深めた「抵抗の枢軸」とは、いかなる軍事ネットワークなのか。欧米は、イランが(ハマス、ヒズボラ、フーシ派などを含む)「抵抗の枢軸」の黒幕だとみているが、実際には、それぞれが自立した、より緩やかなネットワークだ。それでも、メンバーたちは、イスラエル、そして間接的にはアメリカに対して同じ戦争を戦っていると信じている。それだけに、抵抗の枢軸を簡単に解体することも、それを生み出した思想を粉砕することもできない。ガザの銃声が静まり、住民への圧力が緩和され、パレスチナの主権と自決への確かな道筋が描かれない限り、アメリカは危険なエスカレーション・スパイラルから抜け出すことはできないだろう。

  • 何が彼らを束ねているのか
  • その誕生と進化
  • ガザ戦争とその後
  • 反欧米のメリット
  • ソーシャルメディア戦略
  • 出口は存在するのか

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