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ワグネルの反乱とロシアの権力抗争

トーマス・グラハム 米外交問題評議会 特別フェロー(ロシア、ユーラシア担当)

Expect Changes in Russia as Response to Wagner Rebellion

Thomas Graham
アメリカのロシア専門家で、現在は、米外交問題評議会特別フェロー(ロシア、ユーラシア担当)。国務省、大統領特別補佐官、キッシンジャーアソシエーツなどを経て現職。専門はロシア、ウクライナ、ユーラシア。このBriefは米時間6/24に公開された。

2023年8月号掲載論文

反乱(rebellion)の余波のなかで、体制内で権力の再編が進むかもしれない。(プリゴジンによる)反乱の芽を摘めなかった責任を誰かが取らなければならない。政府内部では、エリート派閥が自分たちを守ってライバルを陥れようと、責任のなすりあいが起きるだろう。今後数週間で、モスクワにおける勝者と敗者が明らかになるだろう。(今回の事件が)ロシア上層部の注意を戦争からそらすことは避けられないだろう。この反乱がどのように決着するにせよ、モスクワは今後同様の脅威が出現しないように、より多くの資源を投入しなければならなくなるはずだ。危機感を高めたモスクワが国内治安強化のために要員と資源を振り分けられるように、キーウはロシア国内の標的への攻撃(陽動作戦)を試みるかもしれない。

  • 権力抗争
  • プリゴジンとは
  • 今後どうなるのか

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