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インド太平洋経済枠組みの試金石
―― いかに同盟国の同意をとりつけるか

メアリー・E・ラブリー ピーターソン国際経済研究所 シニアフェロー

The Trouble with Trans-Pacific Trade: How Washington Can Get Its Allies on Board with Its New Strategy

Mary E. Lovely アメリカのエコノミストで、現在はピーターソン国際経済研究所シニアフェロー。専門は米中経済関係。シラキュース大学名誉教授(経済学)。

2023年3月号掲載論文

アメリカが自由貿易合意への抵抗感をもっているために、インド太平洋経済枠組み(IPEF)は一般的な貿易協定とは違って、参加国に米市場への特恵的アクセスをオファーしていない。もちろん、米市場の開放という具体的な見返りがない限り、交渉参加国が、IPEFが求める労働政策や環境政策の見直しへの国内の反発を克服するのは難しくなる。「中国抜き」という条件を満たした国に米市場への特恵的アクセスを認めれば、生産コストを上昇させるような新たな義務を負うとしても、経済的には合理的かもしれない。だが、そうしない限り、ワシントンは急成長するインド太平洋地域の発展に影響を与えるチャンスを再び潰してしまう恐れがある。・・・

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