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東アジアの新戦略環境と同盟関係
―― 同盟国の不安にどう対処するか

カテリン・フレーザー・カッツ 元米国家安全保障会議ディレクター
クリストファー・ジョンストン 前米国家安全保障会議ディレクター
ビクター・チャ 元米国家安全保障会議ディレクター

America Needs to Reassure Japan and South Korea: How to Shore Up Washington’s Eroding Credibility in Asia

Katrin Fraser Katz 戦略国際問題研究所フェロー、マイアミ大学戦略国際問題研究所常任スカラー。2007年から2008年まで、国家安全保障会議ディレクター(日本、韓国、オセアニア担当)を務めた。
Christopher Johnstone 戦略国際問題研究所上級顧問、日本部長。2021年から2022年まで国家安全保障会議で東アジア担当ディレクター、2014年から2016年まで日本・オセアニア担当ディレクターを務めた。
Victor Cha 戦略国際問題研究所上席副会長、韓国部長で、ジョージタウン大学教授。2004年から2007年まで、国家安全保障会議のアジア担当ディレクターを務めた。

2023年3月号掲載論文

「アメリカは、核兵器を含む、あらゆるパワーを用いて、同盟国の領土と主権に対する外からの攻撃を抑止し、必要なら、相手を打倒する」。ワシントンはこの安全保障コミットメントを守れるのか。東京やソウルを守るために(北朝鮮を攻撃して)、アメリカの都市が核攻撃の対象にされるリスクをワシントンは本当に引き受けるのか。同盟諸国は疑念を払拭できずにいる。いまや韓国人の70%以上が核武装を支持し、50%以上が米軍の戦術核の再配備を求めている。日本でも80%以上が中国、北朝鮮、ロシアを軍事的脅威とみなしている。不安を募らす東京とソウルを安心させるために、ワシントンはどのように対処すべきなのか。

  • 拡大抑止への高まる不信
  • 同盟国の不安
  • 日韓の軍事努力
  • 韓国は核武装すべきか
  • 信頼を高めるには

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