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欧州はエネルギー危機に屈するのか
―― 短期的危機を長期的機会に

スーシ・デニソン ヨーロッパ外交評議会 上級政策研究員

How Europe Can Avoid a Deep Freeze: Only Energy Independence from Russia Can Stave Off Disaster

Susi Dennison ヨーロッパ外交評議会上級政策研究員で、専門はヨーロッパの外交と戦略。アムネスティ・インターナショナルなどを経て現職。

2022年10月号掲載論文

イタリアではロシアエネルギーからの離脱を唱える政権が倒れ、その後、フランスのマリーヌ・ルペンは、ロシアに対する「無意味な制裁」に終止符を打つように訴えた。経済的・政治的な圧力の下、これまでウクライナ戦争に対するヨーロッパの反応の特徴だった連帯が脅かされている。重要なのは集団的な対応を維持していくことだ。例えば、(共同債の発行などによって)大規模な資金を調達して、よりクリーンで信頼性の高いエネルギー源を迅速に強化し、この冬以降のエネルギー需要にも応えられる共同リソースを構築することを検討すべきだ。足並みの揃った行動をとらなければ、ヨーロッパはいつまでたっても、自由主義的価値観と市民の基本的必要性の間で揺れ動くことになり、このままでは欧州統合そのものが打撃を受けることになりかねない。

  • 集団行動をとれるか
  • 連帯の綻び
  • エネルギー主権を守るには

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