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世界食糧危機をいかに緩和するか
―― 農業大国アメリカのポテンシャル

カーライル・フォード・ランゲ ミネソタ大学 栄誉教授(応用経済学、法学) ロビン・S・ジョンソン 元カーギル社 上席副会長(グローバル担当)

How America Can Feed the World: To Prevent a Global Food Crisis, Expand the Lend-Lease Program

Carlisle Ford Runge ミネソタ大学栄誉教授(応用経済学、法学) フォーリン・アフェアーズでは「論争 トウモロコシは食糧か燃料か」(FAR2007年11月号)などに分析を寄稿している。 Robbin S. Johnson 2007年に穀物メジャーの一つ、カーギル社の上級副社長(グローバル担当)を退任後、2014年までミネソタ大学公共政策大学院で非常勤講師を務めた。

2022年8月号掲載論文

ロシアの黒海封鎖によってウクライナの穀物輸出が妨げられ、ロシアの輸出も経済制裁によって抑え込まれている。こうして、ボスポラス海峡を通過するウクライナやロシアの小麦やトウモロコシの輸出が大きく減少し、エジプトだけでなく、アフガニスタン、エチオピア、ケニア、ナイジェリア、パキスタン、南スーダン、イエメンを含む中東や北アフリカの多くの国々が食糧危機(供給不足、価格高騰)に苦しんでいる。途上国への食糧支援を十分に提供できる立場にある農業大国のアメリカは、飢餓に苦しむ世界に援助を拡大すべきだし、その経験もノウハウももっている。第二次世界大戦期のレンドリースといえば、イギリスへの船舶や軍需品を供給したことが先ず想起されるが、実は食糧援助も含まれていた。・・・

  • 食糧危機対策を
  • レンドリースの経験を生かせ
  • いかに食糧支援を実現するか
  • 食糧支援のメカニズム

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