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ウクライナの再建を考える
―― 人口減、都市・経済インフラの破壊に対処する

アナ・レイド 前エコノミスト誌キエフ特派員

Imagining a Postwar Ukraine: A Country With More Military and Tech Power—but Fewer Ukrainians

Anna Reid イギリスのジャーナリスト、作家で、主に東ヨーロッパをカバーしている。元エコノミスト誌キエフ特派員。著書にBorderland: A Journey Through the History of Ukraineがある。フォーリン・アフェアーズでは、「プーチンの歴史との闘い――ウクライナをめぐる葛藤」(FAR2022年7月号)を発表している。

2022年8月号掲載論文

先の見通しがたたない悲惨な状態のなかでも、一定の平和が戻ったときに、この国をどのように再建したいかを考え始めている人たちがいる。楽観的なシナリオでも、東部では戦闘が何年も続く可能性が高いことは理解されている。経済的喪失だけでなく、500万人以上が国外に難を逃れ、国内にいないこと、人口が大きく減少していることにも対処しなければならない。政治腐敗国家に戻らないようにする努力も必要だろう。もちろん、安全、繁栄する近代的経済、家族の帰還、うまく計画された新しい都市建設などの夢がすべて実現するわけではないだろう。だが、過酷な戦争が続くなかでも、再建計画が話し合われている。ウクライナ人の勝利への決意は固く、ロシアの脅威によって彼らの結束とアイデンティティは逆に高まっている。・・・

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