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アンゲラ・メルケルとその時代
―― その功罪を検証する

コンスタンツェ・シュテルツェンミュラー  ブルッキングス研究所 シニアフェロー

The Singular Chancellor
The Merkel Model and Its Limits

Constanze Stelzenmüller ブルッキングス研究所 ドイツ・大西洋関係プログラム議長、米欧関係研究センター シニアフェロー。

2021年6月号掲載論文

2005年以降、ドイツの首相を務め、2021年に政界からの引退を表明しているアンゲラ・メルケルは、いまもドイツでもっとも人気のある政治家だ。しかし、政府の新型コロナウイルス対策への世論の不満が高まるにつれて、政権の支持率は急落している。忍び寄るメルケル時代の終焉は、後継候補が気にするだけにとどまらない重要な問いを浮上させている。それにしても彼女は権力をどのように形作ったのか、それは再現できるのか。メルケルはドイツ、近隣諸国、同盟国の環境をよりよいものに進化させられただろうか。そして未来に向けてドイツを備えさせているだろうか。現実には、連邦議会選挙を数カ月後に控えた今なお、メルケルの後継候補が誰になるかはっきりしない。・・・

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