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新しい現実と主権国家の行方
―― ウエストファリアとキッシンジャーの世界

ウォルフガング・イッシンガー
元駐米ドイツ大使

The World According to Kissinger

Wolfgang Ischinger 駐米ドイツ大使、駐英ドイツ大使を経て、現在はミュンヘン安全保障会議議長

2015年4月号掲載論文

中東ではシリア内戦によって数十万人が犠牲になり、いまやジハード主義勢力が中東全域を脅かしている。アジアでも、経済的台頭を遂げた中国が強硬路線をとるようになり、近隣諸国はこの動きを警戒している。西アフリカではエボラ出血熱が数カ国を機能不全に追い込んでいる。ルールを重んじ、もっとも制度化が進んでいるヨーロッパのリベラルな規範も、プーチン大統領が軍事的侵略をロシアの国策として復活させたことで、大きな圧力に晒されている。一方、これまでにグローバル秩序の擁護者の役割を果たしてきた欧米、特にアメリカがその役割を果たすことを躊躇っている。しかも、台頭途上にある新興大国は、これまでのところ国際的安定を擁護していく意思も能力ももっていない。キッシンジャーなら、この現状をどう考えるだろうか。

  • 主権と内政不干渉
  • 中東、イラン、中国
  • アメリカの役割について
  • 新しい世界とキッシンジャーの思想

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