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イノベーションと起業家
―― その虚構と実像

ジェームズ・スロウィッキー  ニューヨーカー誌 スタッフライター

The Innovator behind the Information Age

James Surowiecki
オンラインマガジン「スレート」の経済・金融コラムニストを経て、現在はニューヨーカー誌スタッフライター。主に金融ページを担当している。

2015年2月号掲載論文

優れたイノベーションは優れたアイディアだけでなく、そのアイディアを基に実際に人々が利用するモノを作り出し、それを人々に届ける道筋を特定することで実現する。つまり、イノベーションを突き動かすエンジンは、個人の傑出した才能よりも、チームワークなのだ。イノベーションには、様々な分野の多様な専門家で構成される強いチームの存在が必要だ。最近ではイノベーションの停滞という言葉も聞かれ、その理由を起業家の野心が小ぶりになっていることに求める投資家もいる。いまやスタートアップ企業の多くは、誰もがやっていることを試み、自分たちの方が少しばかり他者よりも優れていればと期待する程度だ。起業家は「豊かになるために何が必要か」だけでなく、「どのような人生を送りたいか」を考える必要がある。数あるアプリの一つを開発したかっただけなのか、それとも、社会を変えるような大きな何かを考案するのか。・・・

  • 持続的技術革新
  • 軍産学複合体とコンピュータ
  • 個人主義とチームプレイ
  • イノベーションの停滞?
  • そこに至る

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